ケーススタディ

スタッフ業務の工数可視化/改善への活用

国内大手コンビニエンスストアのケーススタディです。
人材不足を補うために業務の省力化をしたく、スタッフによる店内での業務行動を可視化しました。

業種

コンビニエンスストア

課題点

アルバイトスタッフの人材不足による影響で業務省力化が急務。
改善ポイントを知る上で、スタッフによる店内での業務行動(品出し・レジ打ち・フロア接客・店内端末操作方法の説明など)の視覚化(数値化)が必要になった。

取り組み

オペレーション

  1. 本取り組みのリーダーを1名任命
  2. スタッフの業務行動を分類し、業務内容をリストアップ
  3. 「品出し・レジ打ち・フロア接客・店内端末操作方法の説明」の4項目に業務を分類
  4. 上記4項目毎の「立寄回数・平均滞留時間」を「施策前の実績・理想/目標・試作後の実績」の3つにわけて設定、指標を取得し、運用することに決定
  5. VMD担当者からヒアリングをし、調査対象となる棚の売場種別をリストアップ
  6. 以下を測定対象棚に指定
  • 《食品棚》米飯(おむすび)・即席/調理麺・即席/加工食品・デリカ・調理パン(ベーカリー)
  • 《菓子棚》アイス・菓子(半生菓子)・デザート
  • 《飲料棚》酒 ・チルド飲料・機能性飲料
  • 《接客棚》レジ・レンジ・サービス
  • 《セルフ棚》セルフレジ・コーヒーカウンター
  • 《その他の棚》シーズン・日用品・薬・日配品・飲料在庫

環境構築

  1. オペレーション項目「スタッフ行動種類・指標種類・測定棚名称」の設定を当社に依頼し、RetailNextダッシュボードにて構築
  2. 上記の環境を実現させるための機器の「選定/設定・システム設計/機器設置工事」を、当社に依頼し構築
  3. メインとなるオーロラセンサーは20台、別途防犯カメラを10台、店内に設置

結果

店内スタッフの業務行動を可視化したことで、スタッフの人数・勤務時間の調整、人員配置の仕方における改善点の導き出しや、適正な商品在庫管理・発注へとつながった。


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