ケーススタディ

本部と店舗でリアルタイムに共有・活用できる分析データとは?

貴社では、どのような方法で、本部と店舗の間でコミュニケーションを取っていますか。
また、売上分析、売上状況、戦略アイデアなどを共有する際のベースとして、どのようなデータをお持ちでしょうか。

売上を伸ばすためには、お互いの円滑な情報共有、それを支える正確な分析データが欠かせません。

現場と本部が抱えるコミュニケーションの問題点とは?

企業によっては、各地域に複数の店舗を展開していたり、店舗数の増加や事業規模の拡大に伴い、本部と店舗、あるいは店長からスタッフへの連絡にタイムラグや不明瞭さが生じ、コミュニケーションが取りづらくなることがあります。

ここでは、中・大規模の小売業で起こりうる、マネージャーやディレクター、店長などの指導的立場にある方の、現場と本部のコミュニケーション上の問題点を例示します。

1. 本部でのデータ集計と店舗への伝達・指示出しにタイムラグがある

本部は販売戦略や販売促進策を各店舗と共有し、各店舗はその実施状況や運営結果を本部に報告します。

店舗を持つ企業における一般的なコミュニケーションの流れは、以下の通りです。

「本部指示→店長に連携→店長から各店頭スタッフに共有→店舗で指示内容を実行→店長から本部へ状況報告→本部が結果を確認し、次の指令や施策を店舗へ連携(場合により他店舗へも共有)」の繰り返しとなります。

しかし、このサイクルでは、本部で各店舗からの報告書を確認・集計する手間がかかり次の指示出しまでに大きなタイムラグが発生します。

2. 本部からの指示を全店舗のスタッフが理解し、実行しているかは不明確である

本部から店舗に伝達される指示の内容や調整頻度が担当者によって異なるため、指示内容に粒度差が発生します。また、店長により解釈の仕方が異なったり、スタッフへの伝達漏れが発生することもあり、各個人が同じように理解し、現場で実行することが困難なケースもあります。

3. 各店舗のリアルタイムの稼働状況がその店舗以外ではわからない

各店舗の稼働状況が一つのプラットフォームで共有されていないと、他店の状況を細かく把握することができず、来店客数や売上高、平均客単価などの数値も比較することができません。

4. 指示を支える本部のデータ・リソース不足

営業活動が行われている現場を全く知らないまま、「感覚値」で本部の方針を決めてしまうと、課題点を正確に見出すことができません。
特に、データの集計や分析には時間とスキルが必要であり、的確に指示を出せる人的リソースが不足しているのが現状です。
実際、データの活用方法がわからずどう指示を出せばよいのかわからない、という声も聞かれます。

オフライン店舗のデータ取得・分析サービス

データアナリストやエンジニアを雇うには、多額なコストがかかります。

経費や労働時間の削減が求められている現在、集計ツールの開発や分析の専門家に費用や時間を大きく投下させることは、あまり現実的ではありません。

しかし、当社が取り扱っている「RetailNext」を利用することで、本部・店長が、AIで計測・集計された店舗のデータに基づいて、自店舗の稼働状況を正確に把握・共有・指示することができるようになります。

【RetailNextの特長】

■リアルタイムでの情報共有が可能
  • 各店舗の課題を比較・共有し、全店舗の業績状況を確認できます。
  • 月次の分析レポートだけでなく、来店客数の増減からピークタイムを判断したり、客単価が下がったときにアドバイスしたりと、売上向上につながる重要な情報をPCやスマートフォンの画面上で確認できます。
  • 店舗の状況やコンバージョンを正確に記録し、各自が同じ目標に向かって自走できます。
■データ分析が楽
  • わかりやすいUI設計で、ダッシュボードの操作経験がなくてもデータ分析が可能です。
  • 月次・週次・日時単位の店舗分析だけでなく、社員一人ひとりのスケジュール管理や接客状況など、個人にフォーカスした分析も可能です。
  • 指示漏れを防止:「在庫の最適化」機能で、誤発注や欠品による機会損失を防いだり、「スタッフ最適化」で接客スタッフの人数・勤務時間帯などを最適化させることで、購買率の向上が期待できます。
  • 来店されたお客様のデータを収集し、さらに貴社のスマホアプリやPOSシステムからのデータとも連携することで、精度の高い売上分析を1つの画面で行うことが可能です。

まとめ

日常業務で簡単かつ迅速に利用できる店舗データ取得・分析ツールがあれば、本部や店長が多くの知識や時間を所持しなくても、情報共有、データ分析、施策立案、運用を最短時間で行うことができます。

経営者・マネージャー・店長が省力化を図りながら、共通認識の下で行動を起こすことができるRetailNextを、ぜひご活用ください。

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