某国内大手メガネ小売チェーンのケーススタディです。
店舗運営パフォーマンスの向上を目的に、全店舗にてAIカメラを入口付近に設置し、来店者トラフィック × POSデータでの分析環境構築を行いました。
店舗改善施策の効果を把握するための「プラットフォーム簡素化」によって実現された、本部と店舗における「素早い判断」が、結果に結びついた成功事例をご紹介します。
業種
メガネ小売チェーン
課題点
本部のリーダーシップは、オフライン店舗におけるリアルタイムでのデータに基づいた戦略的な経営判断をより簡単・敏速に行うことの必要性を感じていました。
しかし、当時は意思決定の根拠となる包括的なデータを持っていませんでした。
取り組み
環境構築
- 各店舗の店舗入口に平均1~2台の「AIカメラ」の設置
- 全店舗を測定対象とし、約140店舗に同条件の分析システム環境を構築
- 来店人数をPOS売上データ/勤怠データなどと連携
- 購買率・2種類の平均客単価*・スタッフ1人あたりの来店客数などの指標を常時取得
オペレーション
- ピークタイムには、スタッフを増やす、またはフル稼働させることで「接客待ちによる購買率の低下」を防ぐ
- ピークタイム“以外”の時間帯には、スタッフを減らす、または棚卸しなどの日常業務を計画的に行う
- スタッフと来店客の接点におけるオペレーション改善策の立案・実施・検証を繰り返し行う
- 過去・リアルタイム・未来予測の3つの数字を本部と現場で共有
- ピークタイムには、スタッフを増やす、またはフル稼働させることで購買率の低下を防ぐ
→ 売上向上 - ピークタイム“以外”の時間帯には、スタッフを減らす、または棚卸しなどの日常業務を計画的に行う
→ 経費削減 - スタッフと来店客の接点におけるオペレーション改善策の立案・実施・検証を繰り返し行う、
過去・リアルタイム・未来予測の3つの数字を本部と現場で共有
→ 店頭スタッフの改善意識の向上 - 店舗全体のDX化を進めたことで、全体を俯瞰することができ(「根拠と裏付けのある」鳥瞰データ)、スタッフ自身が一丸となって、店舗の掲げる目標に向かって自走できるようになった。
- 各店舗の店長が、前年度や同業他社のKPIと比較しながら、リアルタイムで自店のパフォーマンスを確認できる環境が整った。
- 結果を重視する風土が社内に浸透し、不採算店舗は改善の対象になった。
* 購買に至った来店客のみを分母とした場合と、非購買客を含めた来店客数を分母とした場合
結果
3つの結果が得られた。
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